こんにちは!今回は、日本バスケットボール界のレジェンド候補、
八村塁選手についてご紹介します。
現在、NBAのロサンゼルス・レイカーズで大活躍中の彼。
日本人初のNBAドラフト1巡目指名選手というだけでなく、
そのバックグラウンドや努力の歩みも多くの人に感動を与えています。
✔ なぜ彼はここまで強くなったのか?
✔ どんな家庭で育ったの?
✔ 日本代表としての意義って?
そんな疑問に答えながら、彼のこれまでの道のりをたっぷりご紹介します!
八村選手は現在もNBAの最前線で戦う日本の誇りのような選手です。
NBAのロサンゼルス・レイカーズはNBAの中でもトップレベルのチームです。その中でレギュラーで出場しているというのは本当にすごい事です。
生い立ちと家族構成
名前:八村 塁(はちむら るい)
生年月日:1998年2月8日(現在27歳)
出身地:富山県富山市
身長:203cm
ポジション:SF(スモールフォワード)/PF(パワーフォワード)
背番号:28(ロサンゼルス・レイカーズ)
多文化家庭で育った八村選手
八村選手は、ベナン人の父・日本人の母の間に生まれたハーフです。
6人家族で、弟の阿蓮さん(東海大学)や妹の安美菜さんもバスケ選手という
運動神経バツグンの一家です。
ただ、幼少期にはハーフであるがゆえの差別も経験。
しかし、それが彼のメンタルの強さの土台になったとも言われています。
小さい頃から、差別にも負けない強い精神力が
八村選手には備わっていたんですね。
スポーツ万能な少年時代
小学生時代は「野球少年」
意外かもしれませんが、塁くんの最初の夢は「プロ野球選手」。
ポジションはピッチャーとキャッチャーでした。
あのイチロー選手にも憧れていたそうです。
そしてなんと、100m走で全国大会に出場するほど陸上でも活躍していました。
球が速すぎて捕れる人がいなかった、なんてエピソードもあったそうです。
最初は野球選手になりたかったのは、以前紹介した
プロバスケ、河村選手のエピソードにも似ていますね。
中学でバスケ転向、才能が開花!
富山市立奥田中学校時代
成長痛の影響で野球から離れた八村選手は、友達のすすめでバスケットボール始めました。
ここで才能が一気に開花します!
- 全国大会準優勝
- 大会ベスト5選出
この頃から「次元が違う」と注目されていました。
その友達がすすめていなければ、今の八村選手がいないかもしれないと思うと、その友達に感謝を伝えたいですね。
高校時代:明成高校で日本一を総ナメ!

宮城県の名門・明成高校へ進学
八村選手の高校時代はまさに「黄金期」。
全国大会を総なめにしました。
- ウインターカップ(全国大会)3連覇(2013〜2015)
- インターハイ優勝(2015)
- 春の選抜大会2連覇
八村塁は高さだけでなく、高校時代から外のシュート力もある、
バランスの良い選手でした。
余談ですが、この当時の明成高校は他の選手もプロ級にうまいです。
伝説のインタビュー
1年:「バスケは楽しいです」
2年:「バスケはすっごい楽しいです」
3年:「バスケはすっごい、すっごい楽しいです!」
このインタビューの内容で、
純粋にバスケを楽しむ気持ちが伝わってきますね。
世界へ!国際舞台での躍進

- U-17世界選手権で得点王(2014年)
- ジョーダン・ブランド・クラシックに日本人初出場
この頃から世界でも注目される存在に。
八村選手は日本人の私たちからしたら、大きな選手ですが、
世界の選手と戦う中では、普通のサイズといえます。
その中でも、ここまでアメリカの選手と対等に戦えるのは
ほんとにすごいことです。
世界で戦えるという確信は八村選手自身も感じていたと思います。
アメリカ・ゴンザガ大学でスター選手に!

2016年、アメリカの名門ゴンザガ大学へ進学。
英語が苦手ながらも努力を重ね、1年ごとに急成長しました。
大学時代の主な実績
- 2019年NCAA準優勝
- ジュリアス・アービング賞(2019)
- オールアメリカン1stチーム
- WCC最優秀選手賞
3年時には平均19.7得点・6.5リバウンドという堂々のエースの風格を表しています。
この時には、各メディアが八村選手に注目を集めていましたし、
NBAは、ほぼ確実と言われていました。
NBAへ!歴史的な一歩

2019年、NBAドラフトで全体9位指名
→ 日本人初の1巡目指名選手として話題に!
何がすごいかというと、
今までの選手は、Gリーグ(下部リーグ)から這い上がりNBAの舞台に出れるという形でしたが、
八村選手はGリーグを通さず、大学卒業後にNBA選手になっています。
ワシントン・ウィザーズ時代

- デビュー戦で14得点&10リバウンド
- 2020年「NBAオールルーキー・セカンドチーム」選出
八村選手は、NBA選手になってからも、レギュラーで出場し、
チームの勝利に何度も貢献しています。
ここまで安定感のある選手が日本にいることがすごすぎます。
レイカーズ移籍後の活躍(2023〜)

- 平均13.1得点/5.0リバウンド/1.4アシスト
- 3P成功率41.3%、FG成功率50.9%とキャリアハイ!
スター軍団レイカーズでもしっかり存在感を放っています。
日本代表としての誇り

- 東京オリンピック(2021)出場
- パリオリンピック(2024)出場
現NBAプレーヤーとして日本代表に名を連ね、若い世代に大きな希望を与えています。
八村選手の背中を追いかけ、他の日本人選手もNBAを目指し、日々練習を重ね、以前よりも日本代表が世界に通用しているのを感じました。
この時の日本代表の試合はとても興奮したのを覚えています。
これからの日本のバスケは明るいです。
八村塁の“強さ”を分析!
技術面での特徴
- 多彩なオフェンススキル(ミドル、ポスト、ドライブ)
- 急成長した3ポイントシュート
- 高いバスケIQと冷静な判断力
八村選手は基本的にすべてこなせる選手です。
3ポイントシュートがより正確になったのは、
レイカーズに所属してからのイメージがありますね。
人間的魅力
- 「バスケが楽しい」という純粋さ
- 逆境をバネにしてきたメンタルの強さ
- 異文化の中で育った多様性の象徴
このインタビューを聞くと、八村選手の熱い日本バスケの思いが
語られていてとても芯をつくものがありました。
とても日本が好きなんだと感じましたし、これからの日本のバスケの
未来をとても考えていて、常に前向きに物事を取れえていると感じました。
今後の展望
現在27歳の八村選手は、NBAキャリアの絶頂期。
レイカーズでの安定したプレーと、日本代表としての活躍が今後も期待されます。
そして彼の存在が、
- 「NBAを目指す日本人選手の希望」
- 「多文化を誇るスポーツの象徴」
として、これからも輝き続けることは間違いありません。
まとめ:八村塁は“希望”そのもの!

八村塁選手のこれまでの歩みは、まさに「挑戦の連続」。
でもそれ以上に、楽しさ・情熱・努力の積み重ねが、今の彼を作っています。
「日本人でもNBAで通用する」
「多様なバックグラウンドを持っていても世界に羽ばたける」
彼の存在は、未来のアスリートたちへの何よりのメッセージです。
八村選手のイメージが良い意味で変わっていたら、嬉しいです。
これからもNBAの最前線で戦う八村選手を応援していきましょう。
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