こんにちは!今回は、2025年春の春闘(春季労使交渉)について注目してみましょう。
なんと、今年は平均賃上げ率が5.39%と、史上最高の水準を記録しました!
前年の2024年も5.1%と33年ぶりの高水準でしたが、今年はさらに上回る結果となっています。特に製造業は5.58%もの賃上げで全体を大きくけん引。
今、日本の働き方や企業のあり方に大きな変化が訪れています。
物価上昇している中で、今回のニュースはとても嬉しいですね。
なぜこの不景気の中で、このようなことができたのか調べてみました。
賃上げの背景と注目ポイント
◆ 基本給の引き上げで賞与もUP!
今回の春闘では、基本給の大幅な引き上げが大きな特徴でした。
基本給が上がることで、ボーナス(賞与)の基準も上昇し、夏のボーナスがグンと増えています。
◆ 製造業の快進撃が後押し
円安による輸出増加や海外からの需要の拡大で、製造業が絶好調!
2025年夏のボーナスは平均102万9,479円と、なんと1997年以来の高水準を記録しました。一方で、非製造業も3.3%増と堅調な成長を見せています。
現在、製造関係の仕事が増加しているということは、
人手も欲しいと予測できます。
転職を考えている方は、製造関係も視野に入れておくのも良いと思います。
◆ 物価高騰への対応策
物価上昇が続く中で、企業は「実質賃金の維持・向上」が急務に。
社員の生活を守るために高い賃上げを実施し、人材の流出防止にもつながっています。
◆ 経済環境の改善が追い風に
2024年の第2四半期には、企業収益が前年同期比13.2%もアップ!
特に輸出企業は円安の恩恵を受け、大きな利益を上げました。
この好調な経済状況が賃上げの原動力となっています。
◆ 深刻な人手不足と賃上げの関係
少子高齢化により、働き手が不足している今、企業は優秀な人材の確保・定着を重視。
高い給与はそのための「投資」でもあり、ボーナス増は人材競争に勝つための重要戦略です。
この内容に関しては、日本の大きな課題になってきています。
まずは、これを読んでいる私たちから個々のレベルを日々上げていきましょう。
なぜボーナスが4年連続で増えているのか?
ここ数年、ボーナスは右肩上がり。その背景には、
- 継続的な企業業績の好調
- 人材不足による賃金圧力
- 政府による賃上げ促進税制などの支援
- 企業の「人材こそ資本」という意識の高まり
といった複数の要素が絡み合っています。
今後の見通しは?
経団連は「この流れは力強く定着している」として、しばらくは高水準の賃上げ・ボーナス傾向が続くと見込んでいます。
ただし、世界経済や為替の影響も大きいため、今後の動向には注意が必要です。
まとめ
2025年春闘では、基本給アップと製造業の好調という2つの要因が合わさり、過去最高の賃上げ・ボーナス増を実現しました。
この動きは、従業員の生活を安定させるだけでなく、企業の成長力にもつながります。今後も「人への投資」を重視した経済の好循環が進むことに期待したいですね。
企業にとっても、働く個人にとっても、この流れをどう活かすかが今後のカギになりそうです!
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